「オーラルフレイル知っていますか?」   

2021年5月2日

最近、「オーラルフレイル」って言葉テレビや雑誌で聞きませんか?

オーラルフレイルとは、「些細なお口の機能の衰え」を指す言葉です。

機能のおとろえ?って何?っと思われた40代以降の方必見です。

「8020」という言葉は知っていますか。80歳まで20本歯を残そうという目標です。

歯を残すことが良いこととされ、皆さん歯医者さん通ったり、ご自宅でお口のケアをしたりと,様々な場面で歯を残すことに頑張ってきました。

ところが最近、

歯が残っていても固いものが噛めない。

歯がしっかりそろっていても食事中にムセて、食事が楽しめない。

歯がそれっていても、食事中に食べこぼす。

歯がそろっていても、会話中に聞き返されて滑舌が悪くなった気がする。

こういった悩み相談をよく受けるようになりました。

これが今回のテーマである、オーラルフレイルのサインなんです。

お口の機能、例えばモグモグ噛むことを見ても、歯の本数だけでなく、唾液(唾)や筋肉(咀嚼筋)といった歯以外の要素が大きく影響しています。これらの歯以外の要素が衰えると、

『歯があっても噛めないという機能の衰え』がおきるのです。

硬いものが噛みずらいという,オーラルフレイルのサインを感じたら、歳いったからかなと諦めてはいけません。

もしオーラルフレイルや口腔機能低下症という状態であった場合、歳のせいと諦めた場合、健康な方と比較して死亡リスクや要介護となるリスクが2倍以上に増加してしまうんです。

歯があっても噛めない等の

お口の機能の衰えを感じたら、かかりつけ歯科医に相談してみましょう。

お口の健康を維持で、

体も元気になりますよ!!

噛むこと以外の,オーラルフレイルについても書いていこうと思います。